手に掴むのは崩れていく砂のおもちゃ。

せっかく作った、砂のお城も、大人の僕が、ガキのように踏み潰す。

目に見える世界は、灰色のフィルターがかかったみたいに曇り。

青い空を目指してた僕は、宿り木を探す。

たどり着いた宿り木は、理想の世界。

何もせずとも、太陽というやさしい光が僕を包む。

何もしてあげられない。

だけど、なんでもしてもらえる。

過去に、そこに別れを告げた僕は、また戻ってきた。

傷ついた、蝋で固めた羽を休めるために。

太陽で、その羽が使えなくなろうとも。

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